- 月曜1時限目 => 授業案内のプリント
電子メールの普及でインターネットを通して「話すように英語を書く」ことが極めて重要
な時代となったが、そうした時代に対応できるように運用能力としてのライティングの技
能を養うことに努める。前の週に担当者を指名するので、クラスの
人数分(自分の分は教員に渡す)の短冊を作って、授業の前に配ってもらい、それを授業で添削する。
この授業の目的は、ライティングを中心として、最低限の英語運用能力の獲得と、そのスキルアップである。使用する
テキストは『新英語表現法』(武井信義、弓プレス)第10章〜第19章。
- 授業の3分の1では、英語検定試験(特にTOEIC)対策のホーム・
ディクテーション(自宅で予習)を行なう。
- C の授業の評価は、出席と日頃の担当が3割、試験が7割で決めますが、別にボーナ
ス点がプラス2割ほどあります。これは日常英会話でよく使われる表現の暗記で、試験に
出ます。詳しくは、English Conversation Phrasesを参照のこと。
- 英語に自信のある人は欠席を何度しても結構ですが、その人の試験は九割以上の正解が求められます。
すなわち評価は A か D です。
- スピーキング
Cの授業の3分間スピーチに関しては、それぞれ発表後すみやかに次のホームページにア
クセスして、原稿をフォームに記入してください。その際、メッセージの最後に、所属学
部学科名、そして何組何番だれだれと書いてください。記入されたものは、しばらくして
ブラウザをリロードすることで表示されます。スピーチ以外にも何か言いたいことのある
人は、自由に書き込んで構いませんが、必ず英語で書くこと。名前と電子メールアドレス
が書き込まれていない場合は消します。
現在、英会話によく使う表現のハイパーテクストを作成しています。目標は1000ですが、
いつ終わるか分かりません。リンクによって同一ページ内を飛び回ることができて便利で
すので、ソースを取って自宅のブラウザで開いて練習してください。試験に10個ほど出し
ますので、次の250個を覚えること。各ページそれぞれ50個のフレーズがあります。パソ
コンのない人はプリントアウトしてください。試験のボーナス点として出ますので、英語
の不得意な人はできるだけ覚えておくこと。
- リスニング
ホーム・ディクテーションのために60分のカセットテープを準備してください。LL教室
でダビングしたテープの内容を、またはウェッブ上からダウンロードした音声ファイル
(MP3)を、毎週指定された箇所に従って、自宅で書き取ってくること。音声ファイルは
プレーヤーの巻き戻しの機能をうまく使ってください。音声ファイルのダウンロード先は
授業の時に教えます。。
リスニングには個人差がありますので、各自の実力にあわせて時間をかけてください。「難
解」だと思う人は「何回」でも(最低10回は)テープまたは音声ファイルを聞くこと。授
業では、このような全部の単語を聞き取る (intensive) リスニングしかできませんが、それ
とは別に、全体の内容を把握する (extensive) リスニングの練習も自宅で行なってくださ
い。毎日5分は生の英語を聞く習慣をつけましょう。リスニングの苦手な人は、洋画や7
時のニュースを録画して、最初は日本語で再生し、そのあと英語で再生して聞くようにす
るのがいいでしょう。英語学科の Listening
Library も利用してください。
- ライティング
試験当日に、宿題として課された英作文(20点を基準にブラスマイナスで採点)を必ず提
出すること。各新聞の社説ならば一つ、読者が葉書で出す投稿(声の欄など)なら二つを
英語に訳します。天声人語などは英語版があるので駄目です。提出物には日付けの入った
新聞のオリジナルか、そのコピーを必ず張り付けること。できるだけワープロ原稿で出し
てください。
英語のライティング力を高めるためには、毎日かならず英語のメールを書くこと。それに
は英語のメル友の見つけるが一番。Google で "penpal" を鍵語にして検索すれ
ば、無料の紹介サイトがたくさんヒットします。あるいは、私の Japan Penpal Club にカキコを
すれば、すぐに何通かの返事が来るはずです。毎日、英語のメル友から返事が来るように、
最低4〜5名の相手を見つけてください。Yahoo! の Pen Pals / Correspondence / Pen Pals も利用してください。